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錦織圭はグランドスラムかマスターズで優勝出来るか

男子プロテニスプレーヤーの錦織圭が2016年に世界ランキング5位で終えました。日本人テニスプレーヤーとしては今までの最高ランキングが松岡修造氏の46位であることを考えると稀有な存在で,100年に1人の逸材であることは間違いないと思います。



錦織圭の良さは動きが早いことやボールの読みが早いこともあります。またボールに対するセンスは天才的なものを感じます。こんな場面でドロップショットを打つんだという場面もあったり,ロブなどを混ぜたり対戦相手も観客も驚くような所にボールを放ちます。彼は天才と言えると思います。彼の組み立てるテニスというのは常人では考えられません。



シーズン終わりの世界トップ8位までが選ばれるツアーファイナルにも3年連続で出場しました。日本のテニスファンには本当に驚くような偉業なのです。プロのテニスプレーヤーの日程はハードでシーズンが1月から始まりツアーファイナルが11月の上旬です。1か月と少ししかオフがありません。オフの間にもスポンサーの仕事やトレーニングを積まなければなりません。他のプロスポーツと比べても過酷なスポーツと言えるのではないでしょうか。更に勝ち進めば進むほど試合数も多くなり,身体の負担が大きくなります。シーズンの後半になると故障や怪我,疲労を訴えて棄権する選手も少なくありません。



錦織圭はそんな中で世界ランキング5位前後をキープしています。今現在の他のトップ選手の身長は185センチ~190センチ以上あります。彼は178センチなのでトップ選手の中でもかなり小さいと言えます。



身長が足りないということはかなりのデメリットがあります。サービスではやはり不利になります。190センチ以上の人が打つサーブとはやはりボールのスピートや角度が全く違うのでサービスキープをするのが難しくなります。よって彼はサービスをキープしていくのは他の選手に比べると消耗します。そんな中で彼はリターンを返すのが得意とされていて,リターンエースを決めて相手のサービスゲームを崩していきます。



でもこれだけ勝率が高いのになぜ大きな大会で優勝出来ないのかというのはテニスファンの中でやきもきとするところです。理由の一つには先ほども書いたとおりにサービスゲームをキープするだけで体力を消耗します。サービスでエースを取れる選手ほど体力を温存出来て有利だと言わざるを得ません。



理由の大きなところでは彼は身体が小さいので,体力面では連戦になると不利になります。テニスのトップアスリートの体力は尋常ではありません。また,ジョコビッチ・マレー選手などを負かすことは本当に容易ではありません。彼らは技術は勿論の事,体力面・精神面で本当にタフな選手です。



でも錦織圭のテニスは世界中を魅了します。小さな体で大きな選手を負かしていく姿は勇気を貰えます。



2017年は27歳になりテニス選手としては円熟期を迎えます。グランドスラムやマスターズでの優勝を願います。魅力的な記憶に残る選手だけではなく,記録に残る選手として世界に名前を残してもらいたいと思います。

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タグ:テニス
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