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少年野球から高校野球、そしてプロへ

毎年行われる春の選抜高校野球、夏の甲子園を見ていると、高校野球の面白さが伝わってきます。

白球を必死に追いかける高校球児の熱い思いに多くの人々が感動を覚えることと思います。

夏の甲子園で活躍した中から明日のスターが生まれてきて、プロ野球に進んでいきます。

しかし、そこに至るまでの道のりは、とても長い長い時間と多くの支援者がいて実現したことかもしれません。

高校野球の激戦区と言われる神奈川県等では野球の層がとても厚いことで有名です。

サッカーも多いのですが、野球人口も多いことが良く分かります。

神奈川県の公園やグラウンドでは、小学生が白いユニフォームを着て、ボールをひたむきに追いかけています。

そう、少年野球です。

そのチームの数は一体、どのくらい存在するのでしょうか。

毎週土日の休日は朝から夕方まで、父兄がコーチとなり、指導をしている光景が目に飛び込んできます。

これらのチームは草野球レベルで活動するチームが大半ですが、将来の甲子園、プロ野球選手を夢見て活動するシニアリーグの活動もあります。

かれらの活動は本格的で、父兄の支援も家族総出でお行われる程です。

草野球レベルでも、多くのチームが数多くの試合が組まれて1年中活動をしています。

このような活動の中で、野球センスが磨かれて行きます。

その活動は、中学でのクラブ活動、そして高校野球と益々、本格化していきます。

そして、最終的な到達点がプロ野球です。

とは言っても、プロ野球まで到達できる人がごく僅かです。

しかし、ここまでに多くの子供達が夢見て、頑張っているからこそ、プロで活躍する選手が生まれてくると思うのです。

まだ、幼くボールも満足に投げることができなかった子供たちが日々の練習の中で、個人的なスキルアップ、レベルアップをしていくだけでなく、チームワークの大事さも理解しながら、成長していく姿も感動的です。

夏の甲子園大会で優勝したチームの選手達も10年前までは、まだ小学生だったはず。

彼らも、小さな時からそのように活動して頑張ってきたのです。

夏の甲子園に向けて7月から、各地域で地方大会が催しされますが、1回戦の試合もとても感動的です。

テレビでは放映されることがありませんが、野球で行われるドラマは台本がないドラマかもしれません。

それだけにプレイにする選手達は必死なのでしょう。

それが多くの人を感動させてくれるのだと思います。

人に感動の心を呼び起こすスポーツはたくさんありますが、野球も例外ではありません。
タグ:野球
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錦織圭はグランドスラムかマスターズで優勝出来るか

男子プロテニスプレーヤーの錦織圭が2016年に世界ランキング5位で終えました。日本人テニスプレーヤーとしては今までの最高ランキングが松岡修造氏の46位であることを考えると稀有な存在で,100年に1人の逸材であることは間違いないと思います。



錦織圭の良さは動きが早いことやボールの読みが早いこともあります。またボールに対するセンスは天才的なものを感じます。こんな場面でドロップショットを打つんだという場面もあったり,ロブなどを混ぜたり対戦相手も観客も驚くような所にボールを放ちます。彼は天才と言えると思います。彼の組み立てるテニスというのは常人では考えられません。



シーズン終わりの世界トップ8位までが選ばれるツアーファイナルにも3年連続で出場しました。日本のテニスファンには本当に驚くような偉業なのです。プロのテニスプレーヤーの日程はハードでシーズンが1月から始まりツアーファイナルが11月の上旬です。1か月と少ししかオフがありません。オフの間にもスポンサーの仕事やトレーニングを積まなければなりません。他のプロスポーツと比べても過酷なスポーツと言えるのではないでしょうか。更に勝ち進めば進むほど試合数も多くなり,身体の負担が大きくなります。シーズンの後半になると故障や怪我,疲労を訴えて棄権する選手も少なくありません。



錦織圭はそんな中で世界ランキング5位前後をキープしています。今現在の他のトップ選手の身長は185センチ~190センチ以上あります。彼は178センチなのでトップ選手の中でもかなり小さいと言えます。



身長が足りないということはかなりのデメリットがあります。サービスではやはり不利になります。190センチ以上の人が打つサーブとはやはりボールのスピートや角度が全く違うのでサービスキープをするのが難しくなります。よって彼はサービスをキープしていくのは他の選手に比べると消耗します。そんな中で彼はリターンを返すのが得意とされていて,リターンエースを決めて相手のサービスゲームを崩していきます。



でもこれだけ勝率が高いのになぜ大きな大会で優勝出来ないのかというのはテニスファンの中でやきもきとするところです。理由の一つには先ほども書いたとおりにサービスゲームをキープするだけで体力を消耗します。サービスでエースを取れる選手ほど体力を温存出来て有利だと言わざるを得ません。



理由の大きなところでは彼は身体が小さいので,体力面では連戦になると不利になります。テニスのトップアスリートの体力は尋常ではありません。また,ジョコビッチ・マレー選手などを負かすことは本当に容易ではありません。彼らは技術は勿論の事,体力面・精神面で本当にタフな選手です。



でも錦織圭のテニスは世界中を魅了します。小さな体で大きな選手を負かしていく姿は勇気を貰えます。



2017年は27歳になりテニス選手としては円熟期を迎えます。グランドスラムやマスターズでの優勝を願います。魅力的な記憶に残る選手だけではなく,記録に残る選手として世界に名前を残してもらいたいと思います。
タグ:テニス
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今、話題のスポーツクライミング!東京オリンピックの追加種目にも!

スポーツクライミングという言葉を聞いたことがありますか?
そう!このスポーツ、2020年の東京オリンピックの追加種目に選ばれたこともあってか、最近は有名になってきているので、聞いたことがある人もいるかもしれませんね。とは言っても、まだ知らない!という方もいらっしゃると思います。なので、今回はこの「スポーツクライミング」について、説明していきます!


スポーツクライミングって何!?

元々は、いわゆるロッククライミングの一種で、「フリークライミング」ともいいます。これは必要最低限の道具のみを使って、岩を登ることを意味します。
最近はインドアで、人工壁を使ったこの「クライミング」を楽しめる施設=クライミングジム/ボルダリングジムがたくさんあります。
さて、このクライミングなのですが…
①ボルダリング ②リードクライミング ③スピードクライミング
というように、実は3つのカテゴリに分けることができます。


で!スポーツクライミングとは、この3種目を人工壁で競うスポーツを意味します!
東京オリンピックでも。この3種目でメダルを争います。
じゃあ、次は順番にこの3種目の詳細を見ていきましょう!


☆ボルダリングってなに?
ボルダリングは高さ約5~6mほどの壁に取り付けられた、「ホールド」といわれる人工のとっかかりを利用して、命綱などを使わないで登るものです。


これ、自由に登っていい訳じゃなくて、ちゃんとコースが設定されています。
ホールドの近くにコースを示すカラーテープが貼ってあります。これを目印にコースを見分けて登っていきます。だから、頭を使わないと登れないんですね。「体を使ったパズル」なんていう人もいます。
実際の競技では、複数のコース(=課題)が設定されています。このコース(=課題)を制限時間内にいかに少ない回数で、いくつのコース(=課題)をクリアできたか、「ポイント」を競います。


☆リードって?
リードクライミングは、高さ12m以上の壁を、命綱を付けてこれもホールドを利用して登るものです。壁の途中にクイックドローというロープをかけて、安全を確保するものがついています。これにロープをかけながら、制限時間内にどこまで登れたか、「高さ」を競います。


☆スピード
スピードクライミングは、高さ10mか15mの壁に設定されたコースを、いかに早く登れるか、文字通り「スピード」を競うクライミングです。
しかし、残念ながら、日本にはこのスピードクライミングができる施設は少ないようです。オリンピックに向けて強化が必要な種目のようですね。注目です!

いかがだったでしょうか。
もし、「クライミング」に興味が出てきた!という方は、ネットで検索していただくと、お住まいや、お勤めの駅の近くに「クライミングジム」などがあるかと思うので、一度利用してみてはいかがでしょうか。
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男子新体操をもっと広めたい!その魅力を紹介します

みなさんは男子新体操をご存知でしょうか?

女子新体操なら、聞いたことはあると思います。

男子新体操は、オリンピックや国体などもなく、まだまだマイナーなスポーツです。

最近では、メディアで取り上げられたり、インターネットが広まっているおかげで、前よりは知名度が上がってきているかと思います。

ですが、まだまだ知らない人も沢山いると思います。

私は、もっと一人でも多くの人に男子新体操を知ってもらい、面白い!かっこいい!などと思ってもらいたいと思います。

男子新体操とは、団体競技と、個人競技と二種類あります。

女子新体操と大きな違いは、タンブリングと呼ばれている、バク転や宙返りなどのアクロバット要素が含まれることです。

女子新体操では、カーペットだけですが、男子新体操では、板にスプリング付います。

その上にセノックと呼ばれるマットをしき、カーペットを敷きます。

四角いフロアの上で演技を行います。

スプリングが入っているおかげで、より高く、迫力のあるタンブリングが行えるというわけです。

また、タンブリングだけではなく、独創的な組技などもあります。

組技もまた、見ていてドキドキしますし、迫力があります。

団体では、徒手体操と呼ばれている動きにタンブリングを組み合わせた3分間の演技を4人から6人で演技をします。

構成点10点、実施点10点の合計20点からの減点方式で、得点を競います。

美しさやいかに揃った動きをしたかなどの評価があります。

個人競技では、スティック、リング、ロープ、クラブと呼ばれる主具を使い、1分半の演技を行います。

小学生から社会人まで、幅広い年齢層で男子新体操は行われています。

個人競技、団体競技ともに、学校や演じる人によりそれぞれ演技が違うので、飽きることもないですし、どのような演技をするのかな?と楽しみがあります。

日本のみならず、海外の方々にももっと知ってもらいたいと思います。

男子新体操の魅力は、やはり動きの美しくさ、迫力のあるタンブリング、物語せいのある演技、だとおもいます。

見ていて、楽しくドキドキするスポーツだとおもいます。

まだ見たことない人は、インターネットなどに沢山載っているので1度見てみてはいかがでしょうか?

また、各地ど試合や演技会などが行われていますので、興味がある方は、是非生で男子新体操の迫力のある演技を見てみて下さい。

きっと、かっこいい!面白い!と思ってもらえるとおもいます。

これからも、もっと男子新体操を広めていきたいです。
タグ:男子新体操
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武術だけでなく心身共に育てる事が出来る少林寺拳法

少林寺拳法は日本で出来た拳法の一つです。


戦後間も無い日本に中国から帰省した開祖が、荒れ果てた現状を目の当たりにし、その現状をどうにかしようとして自宅に道場を構えたのが始まりとされています。混乱の世の中で誕生した少林寺拳法は、護身術を主とした体術の習得や人としての生き方などの道徳の学習といった、『身体と精神』の向上が図られた武道である事をご存知でしょうか。そ


して驚くべきことに、少林寺拳法は武道でありながら、宗教法人に所属しています。では、宗教に属していると言うのなら、仏に救いを求め、経をあげたりしているのかと思う方もいらっしゃるでしょうが、少林寺拳法は一般の宗教と異なるため、そのような事は行なっていません。


少林寺拳法には三徳と呼ばれるものがあります。『護身錬鍛』『精神修養』『健康増進』、これらを身につけた心身になることが少林寺拳法の主要素となっています。他宗教のように死後の安泰などを求め仏に祈るのではなく、現代の世の中を力強く、そして己を拠り所として生きていけるような身体と精神を身に付け、社会貢献の出来る人格の形成、自己確立を目指した宗教となっています。


良い方向に人格形成が成された人々によって日本が平和な理想社会になって欲しいと言う開祖の願いの元、少林寺拳法は活動しています。宗教法人と聞き、良いイメージを持てない人がいるのは確かです。多数の宗教が乱立し、信仰物過多となっている現代社会において、己を信じて己を拠り所とする少林寺拳法は、宗教として新しいアプローチをおこなっています。


だからこそ、日本のみならず、世界にも道院に入会し、学ぶ人がいるのです。見えざるものに祈って行動を起こせない人間になるより、修練と教育により拠り所とすべき己を確立した人間となり、社会のために貢献できる人になれば、心身の充実にもつながります。また社会貢献だけでなく、護身術を基本とした修練により心身を極めていくので、極限下の状況でも切り抜けることができる力も身に付けることができます。


どうでしょうか。宗教法人と聞いて怪しいと感じている方々、少林寺拳法はどのようにしてなぜ創立し、何を目的に活動しているかご理解いただけたでしょうか。ただ闇雲に身体を鍛え、自身の持つ強さに胡座をかくような拳法でも、精神の安らぎだけを求め祈るだけの宗教でもないのです。『心身一如』を確固たる目的として少林寺拳法は現在も多くの門下生を持っています。少林寺拳法に興味が湧いた方、心身の向上を目指したい方は、お近くの道院の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
タグ:拳法
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Jの新興勢力松本山雅はチラベルトがきっかけ?

Jリーグで近年注目を集めているチームがある。


長野県松本市やその近辺の地域をホームタウンとする松本山雅FCである。


サッカー後進地域として知られ、ほとんどプロサッカー選手を輩出したことすらなかった長野県より、Jリーグを目指すサッカークラブがうまれたのは、今から約50年ほど前のことである。当時は松本駅前の喫茶店に集まった常連で始めた草サッカーのチームであった。


そのアマチュアクラブに変化をもたらしたのは、2002年のワールドカップである。松本市は、南米の強豪ナショナルチーム、パラグアイのキャンプ地に選ばれた。


そこで世界的な名ゴールキーパーでパラグアイでは国民的英雄であるチラベルト選手が、現在の松本山雅FCのホームグラウンドであるアルウィンを見て、「このような素晴らしいスタジアムがあるのに、ここを拠点とするプロサッカークラブがないのはもったいない」と言ったことから


松本山雅は劇的な変革の道に足を踏み入れるのである。チームは強化に乗り出し、2012年にはJ2リーグに参入するのである。


チラベルト選手の発言からわずか10年での快挙に、松本市は沸き上り、松本山雅は松本市民の誇りとも言える存在になる。監督には北京オリンピックで日本代表を率いた日本一の知将とも呼ばれる昇格請負人、反町康治監督を迎え、地元出身の名選手で、横浜F・マリノスや名古屋グランパスエイトなど、日本を代表するビッグクラブでレギュラーを務め


日本代表にも選出された田中隼磨選手や、JFL時代から松本山雅を支え、空中戦の勝率はリーグ屈指のDF飯田真輝選手、湘南ベルマーレで活躍していたロングスローとセットプレイが得意の岩上祐三選手など、元々クラブを引っ張っていた選手と、レベルの高い新戦力を融合させ、2014年シーズンはJ2リーグ3年目にして、初のJ1リーグ昇格を決めた。Jリーグ参入3年目のチームが日本のトップリーグであるJ1リーグに昇格したのは、前代未聞であり、奇跡と呼んでも良い。


残念ながら、2015年シーズンでは、トップリーグの厳しさを知らされ、奮闘もむなしく16位でシーズンを終えて、降格の憂き目にあってしまったが、松本山雅FCの躍進は各メディアでも大きく取り上げられ、また、その熱いサポーターは、Jリーグで一番すごい応援とも賞賛された。2016年シーズンの戦いではプレーオフの末、J1リーグ再昇格はならなかったが、今後の躍進に期待できるサッカークラブである。
タグ:サッカー
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全日本フィギュアスケート選手権とTESカウンターの導入について

全日本フィギュアスケート選手権が終了しました。


男子シングルでは、グランプリファイナル4連覇に続き、全日本の大会5連覇のかかった羽生結弦選手がインフルエンザのために急遽棄権、宇野昌麿選手が初優勝しました。


女子でも宮原知子選手が3連覇で優勝、2位には樋口新葉選手、3位に三原舞依選手がメダルを獲得しました。


今季の世界選手権は来季のオリンピック枠がかかった大切な大会です。


どの選手も体調万全で望めることを祈りたいです。


今大会は例年通り、フジテレビでの放送でしたが、その中で画期的な試みが行われていたのをご存知でしょうか。


それはTESカウンターの導入です。


TESカウンターとは、その選手の技術点(テクニカルエレメンツスコア=TES)の推移を表したものです。


選手の点数はTESだけではなく、PCS(プログラムコンポーネンツスコア・演技構成点)の合計で構成されています。


実行される技の基礎点と、GEOといわれる技の出来映え点が、演技の進行とともにテレビ画面に表示されていくのです。


このTESカウンター、海外のフィギュアスケート映像を見たことある方ならご存知だと思いますが、日本では今回の大会で初めて実地されたのです。


YouTubeなど、海外のフィギュア動画ではほとんど表示されているTESカウンターですが、ネットでもその導入を望む声は以前からありました。


しかし、その一方で、技術点だけの表示ではあまり意味をなさないのではないかと、導入については賛否両論の意見があったのです。


今回、どういった経由でこのシステムが導入されたのかは分かりませんが、それには羽生選手の存在が少なからずあったのではないかと感じています。


羽生選手が作シーズン世界記録を2度も更新したのは、記憶に新しいところだと思います。


テレビ各局も連日、その世界最高得点について、元スケーターの方々をスタジオに迎えて解説していました。


なぜここまでの高得点に繋がったのか、ジャンプの種類、スピン、ステップのレベルについて、そして演技構成点の採点基準についても力説していました。


現在の採点システムでのこの点数の持つ意味や、「満点」との比較についてなど、とても興味深い解説をしているものもあり、改めて羽生選手が成し遂げたこの快挙は、それほど凄いことだったのだと思い知らされました。


そんな風潮からも、技術点や出来映え点、演技構成点を含む採点システムについての興味が、以前よりも強くなったように感じるのです。


それが今大会のTESカウンター導入の要因のひとつになったのではないかと思っているのです。


4回転ジャンプ新時代到来だとか、こっちのジャンプよりあっちのジャンプの方が点数が高いとか、そのほかにも煽り報道には辟易することも多々ありますが、今回このシステムが導入されたことは、やはり画期的なことだったのではないかと思います。


今後これが続いていくのか、テレビ局が変わっても表示されるのかは、現段階ではわかりませんが、フィギュアスケートを見る側にも、何かの変化がなされてきたからではないかと感じた一件でした。
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フィギュアスケート男子は4回転を4回跳ばないとお話にならない?

フィギュアスケーのトグランプリファイナルがフランス・マルセイユで行われ、羽生結弦選手が4連覇を達成しました。


ショートプログラムでは1位だったものの、フリーではジャンプのミスがあり3位、総合で優勝したものの、課題の残る試合になりました。


しかし、本人にとっては満足のいく内容ではなかったようです。


ミスがけがの影響でなければ、完璧な演技は今ではなくていいと思います。


昨シーズン痛めたけがは完治しているわけでなく、痛みと付き合いながら競技を続けているようです。


自分からは絶対に言わない選手なので分かりませんが、それが悪化していないことを願っています。


昨年は、このグランプリファイナルで最高得点を叩き出しましたが、ピークが早くきてしまい、後半失速してしまいました。


もちろん、競技以外の活動(アイスショーやメディアへの出演)がけがにも影響していたのではないかと推測します。


来シーズンはオリンピックシーズンですから、、後半にピークが来るように調整してほしい、目標はあくまでもオリンピックなのです。


さて、オリンピックに向けて、若手が台頭し、羽生選手のオリンピック連覇を阻止しそうな勢いです。


今大会でも、2位はアメリカのネイサン・チェン選手で、4種類の4回転を跳ぶ技術を持った怖い存在です。

そして、3位は日本の若手のホープ・宇野昌磨選手です。


彼は、世界で始めて4回転フリップを跳び、それが最大の武器になっています。


4回転をより多く、しかも何度の高いジャンプを跳べば、より得点が上がります。


もちろん、4回転だけではありません。演技構成も重要になってきます。


4回転を跳んでも、転倒したり、加点がつかないものであれば得点は伸びません。


出来映えが影響してくる大変な時代なのです。


4回転は必須、さらに4回跳ばないとトップ争いできないことが、今大会で改めて決定的になりました。


前世界王者のハビエル・フェルナンデス選手は現在3回の4回転を入れています。


昨年復帰した、ソチの銀メダリスト・パトリック・チャン選手も復帰当初から比べるとジャンプの難易度を上げています。


二人とも、ジャンプの失敗が影響し、表彰台を逃してしまいました。


完成度を上げることプラス、ジャンプの難易度、4回転ジャンプを増やすことが必要になってくると、ベテラン選手には厳しいのではないかと思います。


羽生選手もけがを抱えている状態で新しいジャンプへ挑戦したり、演技構成を難しくしてより得点が伸びるものにしています。


彼のガラスの足が高難度の演技に耐えることができるのかと、見ている方がマイナスなことばかり考えてしまいます。


羽生選手にとっては若手の台頭がよい刺激になっているようですし、今は前しか向いていないのでしょうね。


だから、応援したくなるのだと思います。


けがだけは気をつけて次にまたよい演技を見せてほしいと思っています。
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京都サンガの今年の総括と来季の展望 来年こそ昇格へ!!

2015年、J2を17位で終えた京都サンガは、クラブ史上最低の成績でシーズンを終えました。サンガのお家芸とも言えるシーズン中の監督解任劇もあったのですが、最後まで立て直すことはできませんでした。


今年はその反省も踏まえ、京都サンガに長く在籍していた石丸監督でシーズンを迎えました。


石丸監督のサッカーは、選手時代のボランチ石丸らしく、堅実なサッカーをしていました。春先あたりは優勝候補本命と言われていたセレッソ大阪、清水エスパルスを連続撃破し、サポーターたちの熱も一気にヒートアップしました。それから黒星がつかない試合が続き、今年こそ自動昇格!、、と、サポーターは信じて疑いませんでした。


しかし中断前あたりから少しずつ結果に陰りが見え始め、9月の中断以降の試合は勝ち星がなかなか拾えませんでした。主力選手の離脱など様々な要因があると思いますが、一番大きな要因は、「京都サンガ」らいしい戦い方が確立できなかったことではないかと思います。


少なくとも大木さんが監督をしていた時代は「前から奪ってショートカウンター。組み立ては狭いエリアをパスパスパス」という、""京都サンガといえばこの戦い方""という明確なコンセプトがありました。もう少しバリエーションがあってもいいんじゃないか?!と、思う程でした。しかし今はその戦い方が見えません。守備はよく守れていた1年だったと思いますが、得点を奪う匂いがしませんでした。得点パターンがないのです。チーム内の最多得点がミッドフィルダーの堀米選手で7得点。これが圧倒的な得点力不足を物語っていて、その要因はチームとして攻めるコンセプト(または攻撃のバリエーション)が確立されていなかったことだと思います。


ストーブリーグとなりまして、石丸監督は解任。新たに柏レイソルのヘッドコーチから布部新監督を招き入れました。選手の人望が厚い人らしく、期待します。


また、今年はその得点力不足の欠点を補うべく、大型補強を断行しています。Kリーグよりフォワード二人を獲得との話があります。


また、名古屋より京都橘高校出身の小屋松選手が加入します。大学へ進学した同じく京都橘高校出身の仙道選手、同高校で、今年のU-19代表の岩崎選手、らが加入します。いずれも前の選手です。新加入といえど地元出身の選手たちばかりで、京都への愛着はないわけがありません。同じ高校出身という事で相性も良いでしょう。また、名古屋からは闘莉王選手の加入の話も出ています。これらの選手たちを布部監督がまとめ上げれば、来年こそJ1への道が開けることかと思います。
タグ:サッカー
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フィギュアスケート、財政難とプラスチックのメダル

フィギュアスケート、グランプリファイナルがフランスのマルセイユで行われました。


日本から出場の羽生、宇野、宮原の3選手は、見事メダル獲得という素晴らしい成績でした。


その中でも羽生選手は、4回転新時代と言われる男子の熾烈な争いを、前人未到の4連覇で勝利を収めました。


作シーズン終了後に足の故障のため休養を余儀なくされ、調整の遅れを懸念される中でのこの快挙には本当に驚かされます。


女子では6人中の4人がロシア勢の中、日本からただひとりの出場となった宮原選手でしたが、その演技には貫禄すら感じさせられました。


グランプリシリーズの初戦、第二戦ともにジャンプでの回転不足やステップでの厳しい判定に泣かされながらも、この短期間でよくもここまで立て直してくれたものだと、その向上心、精神力の強さには感服します。


そんな喜びの中、ちょっと気になったことがありました。


それは空席が目立つことでした。


いくら日本をはじめ、世界各国からフィギュアファンが訪れると言っても、やはり地元の人が行かなければ会場の席を埋めるのは難しいと思います。


フランスってあまりフィギュア人気なかったのかな?、それともマルセイユって場所柄に人が入らない理由でもあるのかな?と思って見ていました。


そして男子シングルの表彰式でのこと、4連覇を果たした羽生選手の首にかけられたメダルに何かいつもと違う違和感を感じました。


「あれっ?なんかメダルちょっと安っぽいような・・・」と思いましたが、何せテレビ観戦ですからよく分かりません。


国歌が流れる番になると、いつもしっかりと国歌斉唱する羽生選手の目がキョロキョロと泳いでいます。


国旗掲揚が無かったようで、スクリーンに映し出されている国旗の映像に向かって君が代を歌っていました。


しかも、しきりに足元を気にしている様子、建て付けでも悪いのかなと思って見ていました。


その後の花束も、通常だとブーケが多いのですが、普通な感じの花束にしっかり頭からビニールラッピングが施されてます。


花の茎部分の長さもバラバラでラッピングから飛び出ていますし、贈呈係りのお姉ちゃんたちも部屋着みたいな格好です。


別に豪奢にと言っている訳ではないのですが、これまでフィギュアスケートを見てきた中で、しかも国際大会のグランプリファイナルでこれはちょっと不自然なくらいです。


エキシビションのあとにはバンケットというパーティーが行われるのが通例ですが、今回はそれも無いようです。


何気にネットを見ているとその理由がわかりました。


今季からエリック・ボンパールがスポンサーを降りてしまったことで、超財政難に陥ったそうです。


そのため、メダルはプラスチック製、国旗掲揚なし、大画面なし、バンケなし、表彰台もガタガタ、となったそうです。


メダルについては、カナダのベテランアイスダンスのスコット・モイヤ選手が「あまりに酷い」と申し入れをしたそうです。


昨季まではフランスでのグランプリシリーズは「エリック・ボンパール杯」と言い、その名の通りフランスのエリック・ボンパール社が筆頭スポンサーでした。


しかし、今季からは「フランス杯」と名称も変わり、これはもちろんエリック・ボンパール社がスポンサーを降りたから他なりません。


スポンサーを降りた理由としては、フランスのスケート連盟との確執のようなものがあったようですが、様々な要因が重なって怒りが爆発し辞退に至ったということのようです。


資金提供しているスポンサーが降りてしまうということが、こんなにも選手たちに直接に関わってくるものなのだとつくづく思い知らされました。


せっかくの史上初の4連覇のメダルがプラスチック製とは、ちょっと残念な気がしたグランプリファイナルでした。
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