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鹿児島ユナイテッドFC今シーズンの戦いとスタジアム問題について

今シーズンから鹿児島ユナイテッドFC(以下ユナイテッドと表記)は念願のJリーグ参戦を果たすことが出来ました。


以前はヴォルカ鹿児島とFCKAGOSIMAの2チームに別れ地域リーグを争っていたチームが統合出来たチームです。そのユナイテッドは、昨年JFLにおいて年間順位4位以内&Jリーグ百年構想2位以内を満たしJリーグに昇格しました。


そして今シーズン、Jリーグ1年生であるのでせいぜい10位以内なれば御の字だと思っていました。しかしJ3において台風の目のような活躍をみせ、シーズン序盤は一時期首位に立ったりシーズン終盤まで3位以内をキープしていました。結果は5位でした。


中には優勝できずに残念がる人もいましたが1年目にして5位はとても立派な成績だと思いました。外国人補強もせずに国産しかも鹿児島関係の選手が多数活躍していたのでとても嬉しかったです。さらに藤本選手が得点王に輝いたことも非常に嬉しいニュースでした。


さて、ユナイテッドには今大きな問題を抱えています。それはサッカースタジアム問題です。遡ること9月、提出していたJ2クラブライセンスの結果が発表されましたが結果は残念ながら不交付でした。会見した徳重代表の涙がその悔しさを物語っていました。


入場者数といった基準は満たしていたものの、スタジアムについての基準だけを満たしていなかったのが原因でした。現在のホームスタジアムである鴨池陸上競技場は2020年の鹿児島国体に向けてバックスタンドから順次改修工事に入っています。


この工事が完了しても県は、「Jリーグの基準を満たすものではない」としておりこのままではスタジアムが原因で昇格できないという事態が続くことになります。そこでユナイテッドのサポーターが立ち上がり、試合会場では勿論のこと駅や繁華街、県外遠征、ネットを通してスタジアムの署名活動をはじめました。


「鴨池を改修するより新しく建設したほうが少ない財源で建設出来る」といいったことを挙げながら活動していました。こうした努力が実り始めたのか、10月下旬ごろにこの件に関して一報が飛び込んできました。


それは「鹿児島市がスタジアムの建設に意欲を示している」という内容でした。数日後の市長の会見でも改めてスタジアム建設に意欲を示していることを述べています。建設候補地は現在のドルフィンポートです。2020年に土地が返還されることになっています。


県知事と市長はこの件について会談をしており「建設に意欲を示している」ということを伝えたようです。また先日、県庁へシーズン報告に訪れた際に徳重代表と知事で非公開の会談を行い、この件について要望したことも代表の会談後の会見で明らかになっています。また、ユナイテッドは今年度中にスタジアムの基本構想を掲示するとしていて今後のスタジアム建設について非常に注目されます。

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タグ:サッカー
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